2人の男と3人の女性
不気味なピエロ
往来する時系列
情欲と怯え
エロスとホラーをブレンドした 2018年の作品『女ゆうれい 美乳の怨み』を紹介します。
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◆INTRODUCTION
結婚披露宴を目前に控えたミチルは、婚約者であるジュンヤの家からの帰り道、赤い風船を持った不気味なピエロと遭遇します。そのピエロの佇まいに恐怖を感じたミチルは逃げるように急いで自宅へと帰るのでした。
シャワーを浴び、ベットにはいり眠りにつこうとするがなかなか寝つけず、目を開けると天井に赤い風船が浮かんでいました。驚いたミチルは寝室を出て婚約者のジュンヤに電話をかけますがつながりません。
しばらくして寝室のドアを開け、部屋の中を見回すと赤い風船は消えていました。
ふたたびベットにはいり眠りにつこうとしますが、なぜか?クローゼットが気になるのでした。クローゼットの扉を開け、掛けてある洋服を動かすと、そこに、あの不気味なピエロが潜んでいました。そして、恐怖におののくミチルに襲いかかってきます。
ピエロに襲われたミチルは、数日後、婚約者であるジュンヤの部屋のベランダから身を投げ亡くなってしまいます。
同僚のユウとマリがミチルの葬儀からの帰り、喫茶店に寄って話をしているとカウンターの奥から亡くなったミチルが二人を見ているのでした。
マリはミチルの存在に気がつきませんでしたが、ユウは亡くなった人が見えてしまうため、自分たちを見ているミチルに気がつきます。
ユウが亡くなった人を見ることができるようになったのは、子供のころ親に虐待をうけ自傷行為を繰り返すようになったことがきっかけでした。そんなこともあり、精神的に不安定なユウはメンタルクリニックに通院するようになります。
ミチルが亡くなりしばらく経った頃、ユウはマリから不倫相手と別れ、いまは、ジュンヤと付き合っていると聞かされます。そしてそのことを会社内では内緒にしてほしいと言われるのでした。
そう言われたユウには、誰にも話していない秘密がありました。それは、ジュンヤとミチルが付き合っているときから、ジュンヤと男女の関係にあり、いまもその関係が続いているということでした。
ある夜、違和感を感じて目を覚ましたユウが冷蔵庫から水を取りだし飲んでいると、すぐ側にミチルが立っていました。
ミチルの姿に驚いたユウが寝室に戻ると、天井に赤いふうせんが浮かんでいました。
ふうせんのヒモを掴み引き寄せていると、ベットの下からピエロが現れ足首を掴まれ襲われてしまいます。
ユウは、この出来事をジュンヤと関係をもっていた自分に対するミチルの復讐だと考えます。
周りに内緒でジュンヤと関係をもつユウ。
ミチルが亡くなりジュンヤと付きあうマリ。
同僚の女性達と男女関係をもつジュンヤ。
それぞれが辿る運命は・・・・・
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◆CAST
添田憂(佐倉絆)麻理とミチルの同僚。
子供のころに親からうけた虐待により自傷行為を繰り返すようになる。その頃から亡くなった人が見えるようになった。
ミチルに内緒でジュンヤと男女の関係をもっている。
TOKUNAGAメンタルクリニックに通院している。
柴原麻理(涼川絢音)憂とミチルの同僚。
不倫をしていたが、ミチルが亡くなった後、ジュンヤと付き合うようになる。
ミチル(友田彩也香)ジュンヤの婚約者。投身自殺で亡くなる。
ジュンヤ(櫻井拓也)亡くなったミチルの婚約者。ミチルに内緒で憂と関係をもっている。
徳永泰明(竹本泰志)TOKUNAGAメンタルクリニック院長。不倫をしている。
徳永佐知子(浅場万矢)徳永院長の妻。
ピエロ(ケイチャン)赤いふうせんを持つ謎のピエロ。
人なのか?それとも人ならざるものなのか?
ジュンヤとミチル、マリ、ユウ
そして・・・・・
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